【体験記】外貨コインを電子マネーなどに交換できる、話題の「ポケットチェンジ」@羽田空港 国際線ターミナル

今回は、2017年2月から羽田空港 国際線ターミナル到着ロビー階(2F)に設置された話題の両替端末、「ポケットチェンジ」の体験記です。
1分で丸分かり おさえておきたい3行まとめ!
- 海外旅行などで余った紙幣や外貨コインを電子マネーや各種ギフト券などに交換できる、今までありそうでなかった画期的な新サービス
- 2017年5月末現在、ドル、ユーロ、元、ウォン、円の紙幣・硬貨に対応。Amazonギフト券や楽天Edyなどの各種電子マネーや寄付などに交換が可能
- ただし交換レートは割高。実際には帰国後のバスや電車の待ち時間に、外貨コインのみ交換するのが現実的(でも痒い所に手が届くとても助かるサービス)
海外旅行で余った硬貨や、当面行く予定のない国の紙幣などが余っている方も多いはず。
今回は、2017年2月から羽田空港 国際線ターミナル到着ロビー階(2F)に設置され、その便利さが話題の両替端末「ポケットチェンジ」の体験記です。(体験日:2017年5月20日)
参考:ポケットチェンジ
ポケットチェンジの設置場所
ポケットチェンジがあるのは、羽田空港 国際線ターミナル到着ロビー階(2F)。
帰国した方は、到着ロビーに出て、すぐ右側に曲がったところに設置されています。
イラストでは端末が大きく表示されていますが、実際には、赤線の枠で囲った部分にポツンとあるので、見過ごしてしまわないように注意が必要です。
近くに行けば、分かりやすいイラストもあり、「ポケットチェンジ」サービスを知らない人でも、両替端末ということが分かるかと思います。
隣のフリーWi-Fiスポットを利用している方が多く、その横でお金を出し入れするのは少し気がひけるかと思いますので、空いていればすぐに利用することをオススメします。
ポケットチェンジ体験レポート
最初の待ち受け画面。
①まずは言語を選択(「日本語」がデフォルトになっています)して「スタート」ボタンを押します。
②次に国の選択。今回は住んでいる「日本」の国旗を選択しました。
③次に出てくるのが希望の交換先サービスの選択。
2017年5月20日現在、住んでいる国を「日本」で選択した場合には、電子マネーは「楽天Edy」「iTunes」「LINEギフトコード」「AMAZONギフト券」「WAON」、 寄付先は「unicef」「JCV(世界の子どもにワクチンを 日本委員会)」が選べます。
今回は「楽天Edy」を選択してみました。
④交換先サービスを選択すると、次が現金投入です。
コイン→紙幣の順に端末に投入していく必要があります。
今回体験する為に、自宅に余っていた外国紙紙幣・コインをこれから投入していきます。
コインはここから投入します。
このようにコインをいれて、手動で閉めます。
複数の国のコインをいれても判別してくれるのでとても便利。
ただし1回の投入は20枚が目安なので注意が必要です。
コインを計算してくれています。
コインの計算が終わったら次は紙幣を1枚ずついれていきます。
全てのコイン、紙幣を入れ終わった「次へ」を押します。
対応していないコインは「不明」扱いになります。その場合は、返却か寄付を選ぶことができます。
⑤いよいよ最後の受け取りです。
ここで「確定」ボタンを押します。
ちなみに「確定」ボタンを押す前に「交換レートを表示」ボタンを押すことでレートが表示されます。(①の言語選択の時点でもレート確認は可能です)
「確定」ボタンを押して、チャージ金額が確定しました。
今回は紙幣やコインを織り交ぜて両替したので金額が多めです。
実際の旅行の場合、余ったコイン中心になると思いますので、金額は数十円~数百円ぐらいのケースが多いのではないかと思います。
「楽天Edy」の場合いつもの電子マネーのチャージ同様、ここに電子マネーカードかおサイフケータイをかざすことで、今回両替した金額分のチャージが完了です。
なお「AMAZONギフト券」など、電子マネーではないものは、レシートにギフトコードが掲載されており、そこから各サービスサイトで登録が必要とのことでした。
レシートを受け取って終了です。初めての方でも1~2分で終わる簡単なユーザビリティでした。
レートの課題はあるかと思いますが、今後日本各地の主要空港にどんどん増えていきそうなサービスでした。(追記:福岡空港にも設置が決まったようです。またネットマイルとも連携をスタートしました。)
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